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コットン・リネンの地直しの方法

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  • 2019/08/20

コットン・リネンの地直しの仕方

 

お店で生地を購入する際に、お店の方に

「地の目がゆがんでいるので地直しをしてくださいね」

と言われて、
「地直しとは?」
となられた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

仕上がりが断然変わってくる作業の「地直し」についてご紹介したいと思います。

生地は縦・横の糸で織りあがっています。

織り方に違いはありますが、縦・横糸が垂直に交わった状態が正常です。

しかしながら、製造工程や、紙管に巻いたり、半折に折りたたんだりなど、お客様の元へ届くまでにゆがんでしまう事がしばしば。

そんな歪んでしまった状態を、元の状態に戻すことを地直しと言います。

 

まずは、裁断後の地の目がまっすぐか確認してみましょう。

地直しをする前の生地は平行四辺形型になっています。

 

生地の端に少し切込みを入れて、糸を1本引っ張ると、糸が抜けて線が浮かび上がってきます。

もし裁断された部分と、糸を引いた部分に差があるようでしたら、糸を引き浮かび上がってきている線に沿って裁断をし直してください。

※デニムやツイルなどの綾織の生地は糸が引きにくいです。

裁断が終われば、スチームアイロンをかけながら、対角線に引っ張ったり、横に伸ばしながら、地の目がまっすぐになる様に整えます。

この一連の流れが、地直しと言います。

 

ただし、生地によってはプリントと地の目が大きくずれてしまっている場合もあります。

これは生地の地の目がずれている状態で、プリントをしてしまうために起こる現象なので、お洋服などの柄合わせなどがある場合は、避けた方が良いかもしれません。

 

また地直しと共に大切なのが、「水通し」です。

水通しといっても、色々な目的があります。

 

・生地についている糊を落とす

→日常生活で分かりやすいのが、タオルです。

糊を落としていないタオルは、水をはじき吸い取る役目を果たせません。

そのため一度水通しをおこないます。

・ホルマリンの除去

→赤ちゃんが見につける生地(ガーゼなどの柔らかい生地)は糊を落とすことはもちろんですが、ホルムアルデヒド(ホルマリン)の除去の効果もあります。

・縮み・色落ち移りの防止

→この項目が一番の目的でもあります。

生地は洗濯することによって縮むという経験は誰しもがしたことがあると思います。

洗濯を重ねる事で、生地の縮みは止まります。

最初の水通しが一番縮むポイントですので、ここで水通しをすることで、ある程度縮ますことによって、寸法が狂わずに仕上がります。

 

また色落ち移りに関しても同様で、最初にある程度水通しにより色を落としておくことで、洗濯をした際に色落ちをして、他の衣料品に色移りしちゃった…という事が防ぐことが出来ます。

 

水通しの方法

まずは少量の水をかけ色がにじまないか確認してください。

インド製の商品などは染料が落ちる可能性がありますので、漬け置きをしてしまうと、違う部分に他の色が移ってしまう事があるので、サラッと水をかけ確認をしてください。

確認が終わったら、洗濯機や浴槽・タライなど大きなものに水をはり、生地を水につけていきます。

大体の目安で

・ガーゼ30分

・コットン1時間

・リネン4時間

4時間も待てないという場合は、たっぷりと水分を含んだなと感じるくらいに濡れている状態でも大丈夫です。

 

脱水をしすぎない様に、手でゆっくり押さえるように脱水することをおススメします。

そして、軽くしわを伸ばして、陰干しします。

この半乾きの状態で、地直しを行うと地直しもやりやすいですよ。

 

地直しは、水通しと同様に縫い始める前に生地を整える作業。 生地にアイロンがけなどをして生地の歪みやたるみを整え、作品の仕上がりを綺麗にします。

少し面倒な作業ではありますが、せっかく作ったお洋服などの作品が素敵な仕上がりになる大切な工程です。

 

 

 

 

 

 

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